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株式會社ソラシドエア様は、東京國際空港(羽田)、宮崎空港をはじめ、國內10都市に就航する航空會社です。2015年、スカイネットアジア航空からの社名変更を機に、東京國際空港のカウンターをリニューアル。お客様の利便性を高めると共に、ブランド価値の向上を目的に、リコーデジタルサイネージを4臺導入されました。
【導入の狙い】
【導入後の効果】
新たな社名を攜え、さらなるお客様満足を目指して飛躍するソラシドエア様。東京國際空港のカウンター改修に伴い、デジタルサイネージを導入された目的と経緯を、運送本部 運送企畫部長の藤島様にお話いただきました。
「いま、空港カウンターの役割が大きく変わりつつあります。全世界的に、お客様が航空會社のカウンターに立ち寄らないで、ご自身でチェックインしてご搭乗いただく方向です。2020年までにこうしたお客様を80%まで持っていこうという動きの中で、當社の達成率は現在75%程度です。當社ではスキップサービスと自動
チェックイン機をご利用いただけますが、あと5%向上させるために、こうしたサービスをいかにお客様に周知?浸透させていくかという課題がありました。また、目標値が達成されれば、必然的にカウンターに來られるお客様が減少します。手荷物や危険物についてのご案內、欠航や遅延など運航に関わるお知らせなど、従來はFace to Faceでお伝えしていた重要なインフォメーションを、今後どのような方法でお伝えしていくかということも課題でした。以前は口頭でのご案內に加え、ポスターや緊急時には手書きのホワイトボードを活用していましたが、視認性が悪く、訴求力に欠ける上、カウンター前が雑然として見栄え上も問題がありました?!?br>
お客様に必要な情報を見やすく、確実にお伝えするために導入されたデジタルサイネージ。ご導入にあたってもうひとつ大きな狙いがあったと、藤島様が続けます。
「當社は2015年に社名を一新したフレッシュな航空會社です。カウンターの役割が変わっていく中で、デジタルサイネージを使って、ソラシドエアならではの付加価値を盛り込めないものかと検討していました。ご搭乗に必要な情報を映し出すモニターと別に、當社の魅力を発信するためのモニターを設置して、ご搭乗までの時間を寛ぎながらオリジナルコンテンツをご覧いただける工夫をしました。知名度の向上や、次のご利用につながるきっかけをつくることが狙いです。當社のカウンター左手にはホテルのエントランスがあり、右手には北方面の航空會社のカウンターがあります。さまざまなお客様が通過される中で、デジタルサイネージを使ったビジュアルコミュニケーションによる波及効果も期待されます?!?br>
情報発信とブランディング。ふたつの目的を擔うデジタルサイネージのご活用は、どのような効果をもたらしているのでしょうか。運用者様を交えて、さらにお話を伺います。
デジタルサイネージ導入による効果を強く実感しているのは、実際にカウンターでお客様をご案內する係員の方です。東京空港支店 旅客課の末次様に、具體的な使い方と効果についてお話いただきます。
「カウンター周りに3臺、左手ラウンジに1臺、合計で4臺のモニターを設置しています。最初にカウンター周りのモニターですが、頭上の2臺で手荷物や危険物のご案內など、ご搭乗のお客様に必要な情報を隨時配信しています。手前には縦型のモニターを設置し、搭乗口までのご案內や自動チェックインのためのスキップサービスのご案內をしています。便の欠航や遅延などイレギュラーな事象が起こった時は、割り込み配信機能を使って頭上のモニターでタイムリーに配信。緊急時の度にホワイトボードに手書きしたお知らせや、航空局からの指示でポスター掲示していたものが、よりスピーディに告知できるようになりました。その結果、『これは機內に持ち込めるの?』、『荷物はどこで預ければいいの?』といったお客様からのお問い合わせ件數が大幅に減り、その時間を他の業務に充てることができるようになって、カウンターの品質が向上。よりキメの細かいサービスの提供につながっています。
コンテンツの作成?管理も私たち旅客課の係員が、3班交代制で行なっています。當初は慣れない作業に當惑することもありましたが、リコージャパンの擔當者が運用や操作の説明など多岐にわたってサポートしてくれました。いまでは、あらかじめ用意した専用のテンプレートに、自分たちで欠航や遅延の便名?行先?理由を記入してすみやかな配信を行なっています。デジタルサイネージを使うことによって、お客様へすぐに情報を提供しなければという、私たち係員の“伝える意識”も向上したと感じています?!?/p>
カウンター頭上の2臺では手荷物の種類や危険物のご案內など、ご搭乗のお客様に必要な情報を隨時配信。
よりキメの細かいサービスの提供につながっています。
お客様のスムーズな搭乗をサポートする3臺のモニター。そこから少し離れて配置された、もう1臺のモニターについて、引き続き末次様にご説明いただきました。
「機內と同じファブリックのソファを備えた“ソラシドテラス”が設けてあり、70インチのモニターを設置しています。ここは、お子様のひとり旅や車椅子をご利用になるお客様、ご高齢のお客様などにゆっくりとお寛ぎいただくためのスペースなのですが、當社のテレビCMやオリジナルコンテンツ、就航先の九州?沖縄の畫像を配信しています。飛行機が格納庫でつくられる過程の動畫コンテンツなど、なかなか見ることのできないプログラムはお客様にも好評で、當社らしさをアピールする上で一役買っています。ご出発前から、ソラシドエアの快適な空の旅を感じていただければという気持ちです?!?br>
寛ぎの空間でブランド訴求に絞って活用されるデジタルサイネージ。その運用について、藤島様にまとめていただきました。
「カウンター周りの3臺のモニターが提供する情報と異なり、70インチのモニターで映し出すものは當社のブランドイメージに関わるものですから、本部でコントロールする必要があります?,F在は本部でコンテンツを作成し、東京空港支店へ提供?,F場で素材を選択し、流す順番を工夫して、數カ月タームで更新しながら配信しています。リコーデジタルサイネージは遠隔操作できるので、本部からタイムリーに発信できる點も大きなメリットですね。今後、當社が就航している他空港にも導入していくことを考慮すると、遠隔操作がポイントになってくると思います?!?/p>
“ソラシドテラス”の70インチのモニターでは本部からテレビCMなどの
動畫コンテンツを配信し、ブランドイメージの訴求に活用されています。
デジタルサイネージを活用して、適宜最適な情報配信と、効果的なブランド訴求を図るソラシドエア様。導入に至ったポイントを、藤島様と末次様に挙げていただきました。
お客様の利便性とブランディングの追求に貢獻するデジタルサイネージ。さらに今後を見すえた展望について、藤島様に語っていただきました。
「當社が就航する10空港のうち、自社カウンターを持つのは東京國際空港だけで、他は業務委託ないし無人カウンターとなります。それらの空港にデジタルサイネージを導入することで、ソラシドエアの特色を打ち出していけるのではないかと検討しています。ブランド訴求だけでなく、スキップサービスや搭乗に関わる告知も盛り込んで、本部主導で一括配信すれば効果的かつ効率的です。お客様ご自身による自動チェックインの比率を、さらに高めることにもつながります。デジタルサイネージをどのように使えば、さらなる付加価値を生み出すことができるだろうか。航空會社とは関係のない他業種での使われ方にも、ヒントを探っていきたいと考えています?!?br>
ソラシドエア様は、ビジュアルコミュニケーションによるメリットを最大限引き出しながら、今日も笑顔の種まきを広げられています。
株式會社ソラシドエア 様
業種:空運業
(従業員: 743人/2016年9月現在)
主な業務內容:定期航空運送事業
URL:www.solaseedair.jp
導入製品
機器構成:リコーデジタルサイネージ クラウドサービスおよび Admint Stick4臺
ご導入拠點:東京空港支店
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※本ページに掲載されている情報は、2016年12月現在のものです。
デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の聲などを
わかりやすくまとめた?“デジタルサイネージ まるわかりガイド”?を
ご用意いたしました。ぜひご一読ください!
以下のような內容を掲載しています。